鵜の眼・鷹の眼ご意見番

鵜の眼、鷹の眼の視点で、世の中の不可思議を切り取っていくブログです

奇々怪々

20142 5 ()

 

奇々怪々

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 世の中には奇怪なものというのはあるものだ。その中でも道路交通施策に関わるものは

枚挙にいとまがない。

 この看板はとある駅の近くの割と大きな交差点の脇、四隅に立てられている。交差点そ

 

のものは、写真の看板の右側である。その交差点を撮ったものが次だ。

 

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 この交差点は歩車分離式というものだ。つまり自動車用の信号が、東西方向にしろ、

南北方向にしろ青の時は歩行者用は全て赤になっている。逆に歩行者用が青になる時

は、東西方向も南北方向も一斉に青になり、自動車用は全て赤になる。

 しかしである。看板には、「この交差点はスクランブル方式ではありません。歩行者は、

信号に従い、横断歩道を歩行してください」とあるのだ。二枚目に写っている交差点の画

像には丁寧に「ななめ横断はやめましょう」という看板まである。

 この二つの注意書きは何が言いたいのだろう。何の為に何を禁止したいのだろう。

 実際写真にある通り、人々は交差点を斜めに渡っている。どちらの方向も青なのだか

ら、何がいけないのと言う感じだ。もっともである。

 この交差点を見ながら、この看板を立てた人の顔が観てみたい。変だとは思わなかっ

たのだろうか。何らかの理由があるのだが、それは教えないよとでも言いたいのだろうか。

 ちなみにこの看板の立て主は、XX警察署・XX市交通安全対策協議会とあった。試しに

XX市交通安全対策協議会なるものを、グーグルで検索してみたが、ヒットするものが無か

 

った。