鵜の眼・鷹の眼ご意見番

鵜の眼、鷹の眼の視点で、世の中の不可思議を切り取っていくブログです

国連が今、出来る事

 ロシアがウクライナに侵攻してからテレビの報道などでは、だからと言って国連などでは何も出来ないなどと言っている。しかしそうではないと私は思う。想像力が乏しい人間しか今のマスコミには居ないからだろう。

 国連が今すぐにやるべきこと。それは全世界から勇気あるジャーナリストを募って、国連軍を出してそのジャーナリストを守りながら実際にウクライナで何が起きているのかを逐一全世界に向けて報道させることだ。

 国連軍を使うのは反撃をする為ではない。真実の報道をする人達を守る為だ。それはロシア自身の国民をも含めて全世界が待っていることだ。単独の国の軍隊ではお互いに利害関係が出来てしまうので、国連軍のような多国籍の協調した軍隊でなければならない。NATO軍でも利害関係になってしまうので、ここは国連軍しかあり得ない。

 ロシアは国連の常任理事国の一つだが、この状況下では国連軍をウクライナに派遣することに意を唱えることは出来ないだろう。それは安全保障理事会の議長とロシアの代表の間の会話を観ていても判ることだ。

 ついでに言うなら、今こそロシアを国連の常任理事国から外すことをロシアと中国以外の全会一致で決める千載一遇のチャンスとも言える。国連が将来に亘って世界の平和の為に役立つものになるとすれば、その決議を置いて他にはないと言えるし、そのチャンスは今しかないのだ。