鵜の眼・鷹の眼ご意見番

鵜の眼、鷹の眼の視点で、世の中の不可思議を切り取っていくブログです

旧統一教会問題

自民党を始めとして旧統一教会を巡る問題が様々取沙汰されているが、私は問題の本質を見誤っていると思っている。 岸田首相は「自民党は旧統一教会とは一切関係を持たないことにする」と言っているが、旧統一教会が霊感商法との関わりを持っているからと言わ…

間違った人道主義~ロシアに戦争をやめさせる唯一の方法

現代社会にはしばしば間違った人道主義が横行する。人は多くの場合己がバカだという事に気づかない。少なくとも認めたがらない。だから間違った人道主義が横行するのではないかという気が私にはする。 卑近な例はロシアのウクライナ侵攻問題だ。この場合、ロ…

ロシア金メダリスト タチアナ・ナフカのアスリートに罪はない はあ?

今回のロシアのウクライナ侵略戦争に対し世界的にロシア選手をオリンピックや世界選手権から締め出そうという動きが出ている。その動きに対して、トリノ五輪において、アイスダンスで金メダルを取ったロシアのタチアナ・ナフカ元選手が「これはやりすぎだ。…

国連が今、出来る事

ロシアがウクライナに侵攻してからテレビの報道などでは、だからと言って国連などでは何も出来ないなどと言っている。しかしそうではないと私は思う。想像力が乏しい人間しか今のマスコミには居ないからだろう。 国連が今すぐにやるべきこと。それは全世界か…

チェルノブイリ占拠が示すもの 全世界に対し人質を取る

プーチン、ロシア大統領の指示によるウクライナ侵攻の中で、チェルノブイリ原発の占拠がある。この報道を聞いて、プーチンが遂にパンドラの箱に手を掛けたとの思いが胸に過ぎった。 誰もが怖ろし過ぎて口にしないが、ロシア軍がチェルノブイリを占拠した真の…

羽生結弦の北京五輪 浅田真央のデジャブ

羽生結弦の北京五輪が終わった。最終のフリーの演技を実施する前からずっと浅田真央のデジャブを感じていた。それはおそらく自分だけのことではないように思う。 浅田真央の2018年のソチオリンピックは日本中、いや世界中からの金メダルの期待の中、ショ…

北京 冬季五輪 開会式を観て

昨夜行われた2022年北京冬季オリンピックの開会式を観た。2時間半ほどの公共放送の録画を早送りしながら観たのだが、30分程度で観終えてしまった。いいシーンになったら通常再生に戻してと思ったのだが、殆どが早送りのまま終わってしまった。 以前に…

逃亡者はハリソン・フォードか

つい最近散歩中に興味深い話を耳にした。散歩中はいつも録音し たお気に入りのラジオ番組をウォークマンで再生しながら歩いてい る。その時聴いていたのはニッポン放送で清水ミチコがメインMC を勤める木曜ビバリーヒルズなのだが、その中で相方MCである…

護岸をなおす?

暫く前に不思議な看板をいつも歩いている散歩道で見掛けた。「ん?」と首を傾げた。その時その看板を写真に撮っておけばよかったと思ったが取り損ねていた。 少し後になって同じ場所で看板に白いテープが貼られてその上に上書きがされていた。それが上記左の…

情報の所有権

つい最近のことだが、妙なことが起こった。私はある組織の記念史編纂にここ数年関わってきているのだが、その組織のリーダーと編纂委員会の間で諍いが持ち上がったのだ。 記念史にはそのリーダーから発刊にあたっての挨拶文を受け取っていて既に巻頭部分への…

東京裁判を視聴して

NHK SP番組 東京裁判(2020年、再放送版)を視聴して 今日、この夏の終戦記念日前後に収録したNHK SP番組「東京裁判」をやっと観終えた。観る前に、この手の報道番組を安易な気持で観て大丈夫だろうかと事前にネット評判を見てみた。殆どがNHK…

ある市長の奢り 「目指すは日本一のまち」

私が棲む街で、いつも頭に来る場所がある。我が街には川が何本か流れているが、そのうちの殆どの川堤は細い路地だ。川沿いの細い路地は老人が(いや、老人には限らないかもしれない)散歩をする道だ。子供や赤ん坊を連れたお母さんが子供の手を引いて歩く場…

わかりやすいベトナム戦争 を読んで

つい最近三野正洋という人の書いた「わかりやすいベトナム戦争」というのを読了した。きっかけは、私の通うカトリック教会の主任司祭の言動が理解しかねる事案が続いていて、ベトナム人である彼の事を理解する手助けにならないかと思ったからだ。 我が主任司…

吉本興業幹部の驚くべき事

昨今、マスコミを賑わしている吉本の芸人と会社幹部の遣り取りの件だが、私が一番驚いたのは、社長と会長が反省の意味を込めて年収を自主的に半分にさげると申し出たことだ。 社外の人間はともかくとして、吉本社内の社員にしろ雇われている芸人にしろ、誰も…

厚木警察署の深い、深い闇 小林誠の事件

小林誠、実刑犯による逃走から大分時間が経ってマスコミもそろそろ取り扱わなくなってきているので、敢えてここで触れておきたい。 今回の報道の中で何故かあまり口にされない事、それは神奈川県警、とりわけ厚木警察署に関する非難である。 勿論、一義的な…

丸山議員バッシングに物申す

随分久々に記事を更新します。 戦争発言で維新を除名され、更には殆どの野党から議員辞職勧告が出される事態になった丸山議員についてちょっと思うことがある。 私は丸山議員の発言の全貌を完全に把握している訳ではないので、彼を擁護する発言をする立場に…

ディールの天才 ドナルド・トランプ

米朝首脳会談の結果を見て、世界中のマスコミがしてやられたと思っただろう。あの結果は今となって考えるに、最初からトランプ氏の頭の中には描かれていたシナリオなのだろう。 あの日の夕方の日本公共放送の報道番組ではおそらく用意していた材料が全く使え…

群集心理と民主主義

沖縄県民投票は嫌な予感がしてはいたが、結果を見てやはりやっちまったかあという感が否めない。 以前から私は直接民主制というのか、国民投票、県民投票というような全員参加型の投票には懐疑的だ。しかも、大英帝国のスコットランド独立に続くEU離脱国民…

国と領土と戦争について

つい先日、建国記念の日が終わってしまった。その際に記しておきたい文章があったのだが、時間が採れないまま終わってしまったので遅れ馳せながら今この文章を書くことにした。 建国記念の日にあたって、日本の領土について考えてみようというような提案があ…

何かおかしい? NHKの朝ドラ

相変わらず、NHKへの不信感から現在放送中の朝ドラ「まんぷく」を観続けている。楽しみにしているというより、監視しているに近い。 最近のエピソードで安藤百福がモデルの主人公が銀行から差し押さえを受けるというシーンがある。百福が実際に理事長を務…

日産社員「社内の恥さらさないで」への反論

つい最近、日産のゴーン元会長に関連した記事で、日産社員が「社内の恥さらさないで」というものがネット上に掲載された。 強い違和感と共にある意味で得心がいった。 この社員は恥という言葉を使っているから、ゴーン氏の罪は認めているのだろう。しかし同…

NHKの謀略

日本のテレビ放送業界が外国勢力に密かに侵略されているのではないかという疑惑はこのブログでも何度か書いてきた。 昨年末にNHKの看板番組、朝ドラを観ていて「おやっ?」と思わず唸ってしまった。 インスタントラーメンの産みの親である安藤百福が戦後…

水道法改正について

今国会で水道法改正が審議され、法案が成立しそうだと今朝初めて知った。怖ろしい国になったものだ。いつかこんな日が来るのではと思っていたが、こんなに早くとは・・・。 民営化が主な趣旨だという今回の水道法改正だが、ネットで調べてみると結構これに関…

ゴーン報道に思う事

ここ最近、カルロス・ゴーン元日産会長がマスコミに取り上げられない日はないようだ。そのゴーン報道、特に過去に行った事の功罪についてマスコミが取り上げている報道がちょっと酷いと思う。 お断りしておくが、別にカルロス・ゴーンの肩を持つ訳ではない。…

五十を超える年の年頭に考えた事

これは前回、ドラマ「黄昏流星群」の初回を観て、昔書いたある文章の事を思い出し、それをPCのいろんなところに検索を掛けて探し出したものです。 今となってはいささか気恥ずかしいものですが、載せてみたいと思います。 **** 五十を超える年の年頭に…

ドラマ「黄昏流星群」初回を観て

2018年第4クール(2018年10月~12月)を徐々に観始めている。そのクールに放映される全シリーズを観るか、初回だけで止めてしまうかを見極める為だ。そういう中で、「黄昏流星群」というのの初回を観てみた。 主演は京都、老舗酒造メーカー佐々…

戦後ニッポンの復興の記録(写真集)を読んで

つい先日、図書館から「戦後ニッポンの復興の記録」という写真集を借りて読んだ。写真集を読むというのも変な言い方だが、写真に添えられたキャプションも読んだという意味だ。 GHQのカメラマンとしてマッカーサーに同行したアルバニア生まれのアメリカ人…

ゴミの分別処理とリサイクル

つい先日ゴミの分別処理とリサイクルについて話していた。その中で知り合いに市役所の清掃課に勤めている人にリサイクルはしているのか訊いたところ、そんな事したら幾ら掛かると思ってるんだよと言われたというのがあった。 前に書いたかもしれないが、私も…

2018年 第3クールのドラマを観終えて

前回ドラマ、この世界の片隅にを観終えて感想を書いたのだが、つい先日、全ドラマ(といっても視聴を途中で取り止めた作品は別として)を観終えて思ったことがある。最高点を付けたいと思った「世界の片隅に」が最終回レギュラー時間の55分だったことだ。…

ドラマ「この世界の片隅に」について

今クール(2018年夏)のドラマで私自身がイチオシだった作品「この世界の片隅に」を今日、漸く最終回まで観終わった。私は基本テレビドラマは録画したものをブルーレイの再生で観るのだが、今クールは秀作が多いシーズンで、約2週間遅れで放映にやっと追い…