怒りの矛先
2014年2月11日 (火)
次の二枚の写真をご覧いただきたい。
まず一枚目。見難かったら画像をクリックください。
画面中央に何やら標識のようなものが見えるのがお分かりと思う。正式な標識かどうか
わからないが、言いたいことは、歩道を自転車が走ってもいいが、車道寄りを走れという
ことのようだ。歩行者は車道から遠い側をと言っているのだろう。そして二枚目。
お気づきになったかどうか。一枚目と同じ場所であるが、道路脇の植え込みぎりぎりに
まで右に寄ってみた光景だ。先の標識然としたものの横に歩行者用の信号がみえる。
つまりは普通に歩いていると、自転車と歩行者の歩き分けを示す看板のせいで、信号
が見えなくなっているのだ。信号を視界から塞ぐ形でこの奇妙な看板(標識?)は設置さ
れているという訳だ。
自転車で走っていると、あれ、この横断歩道って、信号なかったっけ。あ、あった。とい
う感じで直前になって突然信号機が目に入る仕組みになっているのだ。赤だった場合、
吃驚して急停止という羽目になる。
更にはこの看板(標識?)は自転車が車道に対して右側通行をすることを前提として
いる。道交法改正後もこの看板は設置されたままだ。
さて、問題はあなたがこの歩道を自転車で走っているとして、向こうから車道寄りの方
を歩いてくる歩行者が居たら、あなたはどちらに避ければいいのかということだ。自転車
同士で擦違う場合もお互いどちらに避ければいいと言うのだろうか。
怒りの矛先を何処へ向けたらいいのだろう・・・。