鵜の眼・鷹の眼ご意見番

鵜の眼、鷹の眼の視点で、世の中の不可思議を切り取っていくブログです

ディールの天才 ドナルド・トランプ

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 米朝首脳会談の結果を見て、世界中のマスコミがしてやられたと思っただろう。あの結果は今となって考えるに、最初からトランプ氏の頭の中には描かれていたシナリオなのだろう。

 あの日の夕方の日本公共放送の報道番組ではおそらく用意していた材料が全く使えないことが分かったせいだろうが、本当にさらっとしか触れていない。ここぞとばかりに偏向報道を用意していたに違いない。そういう局だから。それが見事に裏を掻かれて、ぐうの音も出なかったのだろう。最初から事実のみを坦々と報道する用意をしていたのなら、あんなにあっさりとしか報道出来ない筈はない。私からすれば、ざまあみろだ。

 しかし、おそらくは一番ショックを受けたのは世界中のどの報道機関よりも、当事者のキム・ジョン・ウンその人だろう。まさに王手飛車取りを咬まされたようなものだ。ああ、そうですかと平気の平左で帰国したのでは国民(そう言っていいのか疑問はあるが)に対して顔が立たないし、かと言って報復措置をちょっとでも見せれば、それこそトランプの思う壺で、米国内のロシア疑惑等々を吹っ飛ばす為に一気に北朝鮮に米軍を攻め入らせるだろう事は目に見えているからだ。

 核廃棄は急がないだとか、全面廃棄はすぐには出来ないだろうとか、最初から芝居だったとすれば、それこそ千両役者と言っていい。

 今日の画像は、いつもすぐに正確に名前を言い分けられないキム一族の名前がさっと出てくるように以前作ったものだ。特にジョン・ウン、ジョン・イル、ジョン・ナムがごっちゃになりやすい。