鵜の眼・鷹の眼ご意見番

鵜の眼、鷹の眼の視点で、世の中の不可思議を切り取っていくブログです

最近、わたしがイラつく事

 今日起きた事だ。本屋のレジに並ぼうとして、良く判らない立ち位置の案内にまごつき、レジの列の出口の方から入口の方へ向かってしまった。本当はその外側を歩けという事だったらしいが、とても判りにくい案内表示だった。レジの列の入り口の所に娘を連れたオバサンが居て、並んでいるらしかった。三つあったレジの一つが空いて、次の方どうぞ!みたいな案内をしていたので、そこに立っていたオバサンと娘を先に行かせようとしたがスマホか何か観ていて進まないので、私が先にレジに向かったら、列にお待ちの方がいますので後ろにお並び下さいと言われたのだ。

 似た様な事がスーパーのレジでも起こった。係員が居ないレジがあって、そこへレジ係一人が混んできたので入りそうなのを観て、そちらに向かった。そしたら、その新しいレジに入った娘が、隣のレジで並んでいた次の方どうぞと案内したのだ。当然ながら私の方が先にレジに入ってしまったが、レジ係が次の人と言った人に先に譲った。しかし譲られた方は、ぼんやりしていて、自分が先に入っていいのか判らない風だった。

 いままでずっとレジに並んでいた人に店側が優先権を与えようとするのは判る。しかし、その事に気づかずもたもたして列が進まなくなる客がいる。店の方は、この位置にこう並べと指示しているつもりでそうでない客が居ると怒る。しかしその指示の仕方は、はっきり言って判りにくい。店側の勝手な言い分で、こう指示していますのでとなる。(ふざけるな!)と怒鳴ることはしないが、店側のしたり顔には正直、ムカつく。先に別の列で待っていた客が、どうぞと言われてさっと入る分には許せる。しかし、えっ、何の事?ともたついてさっさと新しく開いたレジに来ないのは許せない。その客が入るのを待っていて、それでももたついてすぐ来ないので私が入った際に、あちらのお客さまが先ですのでというレジには(ふざけるな!)とは言わないまでもムカつき、そしてイラつく。

 

 似た様なことが電車を待つホームでもよくある。特急などで次に来る電車に並ぶ位置がここですよという案内があるのに、その場所に居るのかそうでないのか微妙に判らない位置に立つ輩(やから、敢えてこう呼ばせて頂く)が居る。それが最近とても増えている。日本人はきちんと列に並ぶ。韓国人や中国人はそうではない。これは10年、20年前には極普通に言われていたことだ。しかし最近の日本人は、きちんと並ばない。順番の列に並ぶことが恥ずかしいとでも考えているのかもしれない。だから、列に並んでいるのかいないのか微妙に判断出来ない位置にたったりする。カップルだったりすると横になって、列ではない風に立ったりする。

 こういう事態の場合、私は列の先頭とはっきりしている場所に立っていない先に来ている人が居ると、堂々とその前に列の先頭の場所に立つことにしている。これを妻が咎めるのだが、私はきちんと列の先頭らしき場所に立たない輩が許せない。日本人がずっと守ってきた秩序を崩そうとする輩が許せないのだ。

もし「俺のほうが先に待っていたんだぞ。」とでも言おうものならおそらく本当に喧嘩になるかもしれない。でも私はきちんと誰にでもはっきり判る待ち方をしたいし、そういう文化を大切にしたいと思っている。