何かおかしい? NHKの朝ドラ
相変わらず、NHKへの不信感から現在放送中の朝ドラ「まんぷく」を観続けている。楽しみにしているというより、監視しているに近い。
最近のエピソードで安藤百福がモデルの主人公が銀行から差し押さえを受けるというシーンがある。百福が実際に理事長を務めていた信用組合が倒産して財産を失うというのは史実上も事実らしい。問題なのはその描き方だ。
一貫して、戦後の日本政府や日本の財界、銀行などが間違った不正な事をしてきたという描き方なのだ。何故主人公の萬平が差し押さえを受けることになるのか、ちゃんと説明されておらず銀行の陰謀でそうなったかのような印象しかない。
実際、90年代のバブル崩壊期には日本の銀行も所謂「貸し剥がし」のような事はあったようで、ドラマで描かれている戦後すぐの頃に似た様なことがあったのかもしれないが、その辺の事実があいまいにしか説明されず、日本の財界や銀行筋は酷いところだったという印象だけが残るようにドラマ作りされているとしか思えない。
日本国民を洗脳する某国の陰謀工作としか思えないのは私だけなのだろうか。