鵜の眼・鷹の眼ご意見番

鵜の眼、鷹の眼の視点で、世の中の不可思議を切り取っていくブログです

NHKの謀略

 日本のテレビ放送業界が外国勢力に密かに侵略されているのではないかという疑惑はこのブログでも何度か書いてきた。

 昨年末にNHKの看板番組、朝ドラを観ていて「おやっ?」と思わず唸ってしまった。

 インスタントラーメンの産みの親である安藤百福が戦後直後にアメリカGHQの謀略によって投獄されるというストーリだ。勿論、朝ドラは基本的にフィクションで、史実に完全に基づいている訳ではないことは重々理解している。しかし、多くの国民に支持されている番組の中で、実際の史実に近い内容を流せば、多くの国民が誤解するのは想像に難くない。

 問題なのは、戦後のGHQは正しい事をしていなかった。アメリカだって間違ったことをしていたと、国民に擦り込むことだ。だから、中国や韓国の主張だって間違っていないのだと言わんばかりだ。

 普通に考えれば、こういう(つまりアメリカは戦争直後、日本に対して間違ったことをしていたという)疑惑があるのであれば、フィクションのストーリーの中に持ち込むのではなく、ちゃんと検証をしてドキュメンタリーとして世の中に問うべきではないだろうか。それをしないで、フィクションだからと言い訳できるドラマの中で、さり気なく視聴者を誘導するのは、公共放送を標榜する放送局としてはあってはならない事ではないだろうか。

 外国勢力の介入を受けているのは間違いないとこの番組を見ていて確信してしまった。