鵜の眼・鷹の眼ご意見番

鵜の眼、鷹の眼の視点で、世の中の不可思議を切り取っていくブログです

真の日本の危機

 この所、連日のようにマスコミを賑わしているのは日本女子体操の宮川選手対塚原夫婦の対立問題だ。少し前までは、日本のアマチュアスポーツ界の膿出しの為にいいことだと思っていた。しかし、ちょっと冷静になってみて(あれっ、おかしいな・・・)と思わざるを得なくなってきている。

 私は宮川選手の主張はまっとうなもので、嘘偽りはないだろうと信じている。しかしそれでも昨今のマスコミの取り上げ方はおかしいと思う。

 偏向し過ぎていないかという点だ。確かに多くの日本人がこの問題に関心を寄せていて、問題解決への動向を見守っていると思う。だからと言って、この問題に偏向し過ぎていないだろうかということだ。勿論、報道番組が最初から最後までこの問題を扱っている訳ではない。が、この問題以外で取り上げられている話題がしょぼすぎるのだ。

 冷静に考えてみると、大相撲のモンゴル人力士の暴力問題に始まって、伊調馨選手と栄元監督間のパワハラ問題、日大アメフト違法タックル事件、アマチュアボクシング界の不正疑惑、そして今回の女子体操パワハラ疑惑と続いて、マスコミは全力を挙げてと言っていいぐらい精力的に取り上げてきた。

 しかし冷静に振り返ってみると、何一つとして納得のいく解決を見ていない。騒ぐだけ騒いで、次の問題が出てくると新鮮味の無くなった前の話題を一切報道しなくなり、顧みていない。

 一方で、私の妻はネットニュースをよく見ていて、文科省関連の不正について、さらに言えば野党議員との関連疑惑について、吃驚するぐらいマスコミが取り上げないのを不満に思っているようで、私にその不満をぶつけてくる。

 ここまでマスコミと言っていたのは、ネット上ではオールドメディアと呼ばれているテレビ、新聞の報道を差している。

 私が妻に回答したのは、オールドメディアと外国人勢力(勿論ここでは中国、韓国、朝鮮を差す)、そして野党の間の癒着がそうさせているのだというものだ。

 文科省の贈収賄に関してはオールドメディアでも取り上げられかかった。しかし一部野党議員が関与しているという疑惑が持ち上がった途端、箝口令が敷かれたかのようにピタッとオールドメディアでの取り上げが止まった。皆無と言ってもいいかもしれない。まあ皆無ではないかもしれないが、例のモリカケ問題の取り上げ経緯に比べると皆無と言っても差し支えないのではないだろうか。

 オールドメディアと外国人勢力の癒着は、オールドメディアに外国人勢力からの相当な量の資金が供給されているという噂がある。そうでなければ日本対外国勢力(勿論、中国、韓国、朝鮮だ)との間の問題に関してあそこまで偏向した報道が続いていることの説明が成り立たない。

 そして今回、文科省の問題が取り沙汰されないのは野党(ここでは政党名は敢えてあげないが)と外国勢力の間の癒着がちらついてみえる。その筆頭にある政党の代表(だったか今もかは忘れた)の女性政治家の顔がどうしてもチラついてしまう。あの時も、あの問題は扱ってはいけないという暗黙の了解でもあったかのように、国籍問題もうやむやのまま世間から闇に葬られてしまった。

 現代の若者たちはテレビ離れ、新聞離れが横行しているという。とても結構な事だと思う。私の息子は勿論テレビは一切見ないし、新聞も取っていない。

 私の妻は自分の親にもう新聞を取るのは止めろと口酸っぱく言っているそうだ。私の親にも薦めろと言う。その意見には賛成だが、新聞が書いている政治面での報道を信じていない様子なので、放ってある。新聞はテレビ番組表や川柳の欄などを愉しんでいるだけのようだからである。

 それにしても、日本という国の裏側で、(オールド)メディアと外国人勢力と野党がつるんでいるというのは、空恐ろしいことだ。まさに日本の危機と言っていい。