鵜の眼・鷹の眼ご意見番

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佐川氏等の不起訴処分についての疑問

 前回の記事で関東学生連盟の会見の発表内容について私としてはエールを送ったつもりだ。しかし、今回の佐川氏等の不起訴処分については真逆だ。彼等の言い分には判らない面も無くはない。刑事罰として起訴するには法的根拠が不十分だ。というか法的整備が間に合っていないと言ったほうがいいかもしれない。日本の法曹界は前回も書いたが法的矛盾が無いことを第一義的に大事にする。それが法治国家を守る最も重要なことだと考えての事だろう。それは判るが、私は違うと思う。あくまで個人的な見解だが。

 日大の幹部に対して、関東学連は処罰を下した。法律の文言一字一句に齟齬をきたさないようにしてでは決してないが、正義を貫いたのは間違いないと言える。

 そして今度は佐川氏等の財務省の問題である。忘れているかもしれないが、大阪財務局で人一人が死んでいるのだ。それは自分で勝手に死んだのだ。別に佐川が悪い訳ではない。そう大見得を切って言っている人は居ないが、それを許していいのだろうか。

 私は地検も不甲斐ないと思う。せめてきちんと現法制度の元では起訴出来ないが法律的にここの部分が足りない、おかしいので、国会はこれを是正することを勧告するぐらいの言い方で幕を引いて欲しかった。