鵜の眼・鷹の眼ご意見番

鵜の眼、鷹の眼の視点で、世の中の不可思議を切り取っていくブログです

現代の書留、速達サービスについて

 つい先日、遠方に独り暮らしをしている息子にマイナンバー関連の書類を送る必要があって、書留を使うかどうかでちょっと迷った。大事な書類なので、普通郵便で送るのは心配だったのだが、結局は普通郵便にしてしまった。書留にすると、不在だった時に面倒な事になるからだ。不配通知を受け取って、郵便局に取りに行ける日を待って、わざわざ郵便局へ出向くことになると、結局届くのが遅くなってしまう。急いで手続きをする必要があったので、わざわざ普通郵便にすることにしたという訳だ。

 

 昔はそういえば速達というのもあった。今もあるのかどうかは知らない。普通郵便でさえ滅多に使わないのだが、数少ない経験からしても、昨今は普通郵便でもだいたい一日で届いているようだ。速達にする意味があるのかどうかも分からない。

 

 考えてみたら、最後に書留や速達を使ったのは何時の事だったのだろう。学生の頃、受験や入学手続きの為の書類を送るのには多分使ったような気がするが、もう何十年も前の遥か昔の事になる。

 ガラケーでさえ、時代遅れと言われる時代だ。郵便と呼ばれるシステムが未だに残っていることは奇跡的と言えるかもしれない。どんどん進歩していく通信システムの怒涛の変化の中にあって、郵便システムというのは殆ど変化していない気がする。

 と思っていたが、郵便システムもちゃんと変化はあった。料金である。今年の年賀状は正月の何日までに出さないと追加料金が掛かると聞いた。封書にせよ、葉書にせよ、普段使わないものなので今、幾らなのかは使う度に確認しなければならない。使う度に料金が変っている気さえする。

 お年玉年賀葉書は百枚ぐらい遣り取りしていて、年に一、二枚程度、最低の切手シートが当たる。封書や葉書を使わねばならない時(大体は役所との間の通知の返信である)この当たり切手シートを使っている。しかし50円だったのが52円になったりして、少し前の当たりシートだと1円切手が二枚必要だったりして不便だった。ところが今は更に10円切手が追加で必要だったりする。そんな事までして郵便を本当に使う必要があるのかと首を傾げてしまう。